あたりまえ

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シゴタノの「問題の本質を取り逃がさないための一冊」というエントリーに以下のような表現がありました。

私たちの脳は省力指向です。一度役に立ったフレームワークがあれば、可能な限りそれを使い続けようとします。情報に関わる問題でも、「必要な情報が集まれば問題は解決する」というパズル的アプローチが身についてしまえば、環境の変化があったとしても同じようなアプローチで問題に迫りがちです。
変化する時代において、問題の本質を取り逃がさないためには、
「当たり前」を当たり前にしておかない姿勢
を持っておく事が必要でしょう。

このエントリーのポイントとは少しずれているのですが、共感できる部分がありました。HCD(Human Centered Design)のことを思い出したのです。

企画の準備段階で、ユーザーをインタビューしたり観察したりすることがよくあります。その時、ユーザーの発言や行動の理由を自分のフレームワークに当てはめて考えてしまいがちです。
「多分、あの人はxxxがしたいんだな」「xxxのようにすればもっと楽なのに」
でも、こういう見方をしていると企画のヒントは得られません。自分にとってはあたりまえのことが、ユーザーにとってはあたりまえでなく、自分の知らない理由でそのような言動や行動をとっていることがあるからです。そして、そういうころに得てして企画のヒントが埋もれているものです。

特に知識が豊富な人ほどこういうパターンに陥りやすいようです。

では、どうすればいいのか?私は「謙虚になる」「興味を持つ」「質問魔になる」ことが大事だと思います。

ユーザーから自分の知らないことを教えてもらうと言う姿勢で、「なぜxxxなのでしょう?」「どうしてそう思うのですか?」などと聞きまくれば、「自分のフレームワーク」ではなく「ユーザーのフレームワーク」を知ることができるのではないでしょうか?

そのためには相手に気持ちよく質問に答えてもらう、話してもらうためのスキルも必要になりますね。

「言うが易し、行うは難し」でなかなか私自身も実践し切れていませんが。

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