
前回は、Neboで文章を書いていくときの操作感についてのエントリーを書きました。
今回は実際に自分がNeboを何に使うかを考えたときに、気になる点を書きます。
メモを取る
そもそもメモ帳やノートに書くのではなく、タブレットにメモを取ろうというモチベーションは
- デジタル化して再利用する
- どこかにひとまとめにして検索できるようにする
というものでしょう。
そして、メモを取るときはできるだけ早く書き留めないといけません。
そう考えると、Neboの仕様は私にとって大きな課題があることに気がつきました。
漢字変換
Neboの、手書き文字を活字にする能力はすごいと思います。
しかし、Neboには「かな漢字変換」というプロセスが存在しません。漢字も含めてそのとおりに書く必要があるのです。この仕様は画数の多い漢字を書くときには、スピードの点で非常に大きなハンデになります。
私の場合正直に言うと、漢字を書くこと自体が苦手というのもありますが….
「ひらがなで書けばいいじゃないか」
という意見があると思います。ところが、上記の再利用とか検索を考えたときに、全部ひらがな文字だと扱いづらいのです。
メモが全部ひらがなだと再利用したデータもひらがなになってしまいますし、検索するときにひらがなで検索した方がいいのか、漢字仮名交じりで検索したほうがいいのか分からなくなってしまいます(検索対象がすべて私のメモとは限らないので)。
「そもそも、手書き認識はそういうものだから仕方が無いでしょ!」
実はそうでもないのです。
7notesというアプリを使うと、いいとこ取りができるのです。
7notesにはmazecという手書き認識の機能が組み込まれており、mazecはいわゆるキーボードアプリとしての位置づけなので、「かな漢字変換」ができます。つまり、「ひらがなを手書きで入力してそれを漢字に変換する」ことができるのです。
したがって、入力するときはApple Pencilを使ってひらがなでササッと書くことができて、後で再利用のために漢字に変換することもできるのです。
このことから、私がタブレットではNeboではなく7notesでメモを取った方が良いという結論に達しました。
もちろん、スピード(と漢字の知識)に問題なければ、Neboほど書きやすいメモ帳はないと思います。
何に使う?
メモ帳がだめなら、私はNeboを何に使うか?
スピードが求められないものは何か?
キーボードで文字を入力するのと、手書きで文字を入力するのとは、頭の中の回路が少し異なると言われます。どちらかというと創造的なことをするのに向いているとか。
よし、Blogの下書きだと考えましたが、実際は書き直したり文を入れ替えたりすることが多いのでWorkFlowyを使って書いています。そう考えるとこれもNeboは使えない。
いろいろ考えましたが、今のところじっくりしたためる「手紙」ぐらいしか思いつきません。
もうちょっと考えてみます。
私は「コーチング」のサービスを提供していてWith Coachingというサイトを立ち上げています。
こちらのサイトではコーチングのご紹介や、主に自己啓発系のブログも書いています。ぜひ、お立ち寄りください。