wemoはエスノグラフィから生まれたのでは無かろうか?

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わたしはやらないのですが、メモというか備忘録を手の甲に書く人をたま~に見かけます。女性の方が多い気がします。

手元に紙がなかったからというよりも、体に書いておく方が便利だからそうしているように思えます(あくまでも私の推測)。

ものすごく忙しい人にとっては、いちいちメモ帳を取り出すよりも、ペンさえあれば直ぐに書けるし、直ぐに見られるという点で体に直接書く以上の手段はないでしょう。


シリコン製ウェアラブルメモ「wemo」が海外に進出

機能性フィルムメーカーのコスモテック と、デザインコンサルティング会社のkenmaは、デザイン思考から誕生した腕に巻き付けて使用できるシリコン製のウェアラブルメモ「wemo(ウェモ)バンドタイプ」の海外展開を開始する。

「wemo(ウェモ)バンドタイプ」は、 油性ボールペンで書け、消しゴムや指で消すことができ、何度でも使用できるシリコン製のウェアラブルメモ。

文具のとびらより引用


日本で10万本以上売れて、海外からも問い合わせが来ているそうです。

売れる理由はよくわかります。手の甲に書くことに抵抗があったり、消えるリスクを恐れていた人にとってすばらしいツールです。別のニュースでスマートフォンの裏側に貼り付けるバージョンも出たと知りましたが、断然こっちの方がいいでしょう。スマホさえ出さなくてもいいので。

個人で買うというよりも、企業が購入しているのではないでしょうか。

病院や介護施設、倉庫など人の動きが激しいにも関わらず、情報がひっきりなしに飛び込んできて、それを記録しておくことがとても重要な職場にうってつけだと思います。

引用した記事に「デザイン思考から誕生」という解説があります。私が思うに、この商品は「エスノグラフィ」的手法を使って発案されたのではないかと思います。

エスノグラフィというのは文化人類学で使われる言葉だそうですが、ものすごくかいつまんで言うと、実際に相手の生活に溶け込んで調べるというものです。もともとは研究の対象となるグループに研究者が入り込み、一緒に生活することでそのグループを感覚的・視覚的に理解するのに適した手法です。

例えば商品企画者が新しいメモ帳を考案するときに、メモをよく取る職場に実際に出向いて実際にその職場の作業を手伝います。自分がメモを取るときにどんなメモ帳だと書きやすいか、今のメモ帳のどこが不便かを実際に体験することで、その解決策を考案し、商品化に結びつけたのではないかと思うのです。

実際、「そもそもメモ帳自体を取り出すのも大変な事に気が付いた」とか、「ふと他の人を見るとボールペンで手の甲にメモしていた」などという体験からひらめいたのかもしれません(あくまでも私の推測)。

実際に仕事ができなくても、例えば病院の看護婦さんの働きぶりを丸一日観察していたのかもしれません(あくまでも私の推測)。

ただ、この手のドラスティックな発見は机上であれこれ考えるよりも、現場を見た方が思いつくものです。

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」


私は「コーチング」のサービスを提供していてWith Coachingというサイトを立ち上げています。

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Categories: マーケティング

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