facebookは川、Webサイトは湖

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梓川 - 写真素材
(c) HIRO画像素材 PIXTA

人の欲しい情報は構造化されているわけではありません。また、緊急で情報を発信しなければならない、例外パターンで情報を掲載したいと考えた場合、あまりに構造化された Web サイトではかえって制約が多くなってしまいます。一刻もはやく、住民が欲しいと考える情報を届けるには『重装備』な Web サイトより Facebook をはじめとした軽量・柔軟でスピード感のあるソーシャルメディアのほうが適しているのでしょう。
公共機関が必要なのはWebサイトではなく配信チャンネル」 – could

確かに公共機関や企業のページは情報が探しにくいと思います。これらのサイトにユーザーが求める情報は2種類あります。お知らせやニュースのような動的な情報と、ルールや商品の情報のような静的な情報です。ストックとフローと考えてもいいと思います。

Webサイトはもともと静的な情報を扱うことを前提としています。この記事にあるように、組織が大きくなるとそれに対応するWebサイトも大きくなり、ユーザーが必要とする情報に簡単にたどり着けなくなるという問題が発生しています。

記事の中では市役所がfacebookを開設したとあります。それではfacebookにするとユーザーが情報にたどり着けるようになるのでしょうか?

わたしは、そうはいかないと思います。

フローの情報にはアクセスしやすくなりますが、facebookはストックの情報を扱う機能が不足しています。公共機関が情報を流すタイミングと、ユーザーが欲しいと思っている情報のタイミングは必ずしも一致しません。健康保険について調べたいと思う人が、いつアクセスするかは分からないからです。

じゃあ、facebookをやる意味はまったく無いか?

私はやってみる価値はあると思います。 ただし、Webサイトとの併設です。

例えば市役所の部署単位で、絶え間なく情報を発信し続ける。そしてその情報の流れにユーザーが苦労せずに触れる事ができる環境を作っておくことで、流れの源泉、つまり情報源にユーザーがアクセスしやすくすることができます。川がずっと流れていれば、人はそこに川がある事をすぐに認知できますが、干上がってしまうと人は気づかずに通り過ぎてしまいます。欲しい情報が流れていなくても、ユーザーが関連がありそうだと感じる事ができれば、その川をさかのぼる事ができるのです。水源の湖から、四方八方に川が流れ出ているイメージですね。

facebookのような情報のフローを活性化させておけば、そこをトリガーとして情報のストックにユーザーを導く事ができるのです。

 


私は「コーチング」のサービスを提供していてWith Coachingというサイトを立ち上げています。

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Categories: 情報

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