情報を「収集」するのではなく「摂取」する

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「情報を」とくると、「収集する」とか「インプットする」などという単語が続くことが多いです。

違和感はまったくありませんし、ごく普通にこの言い回しを使っていました。


情報摂取という概念のメリット | Aliice pentagram

これまで情報のインプットを「情報摂取」という捉え方で位置づけてきました。そうすることで、情報との接し方の意味付けが変わるからです。

インプットと言うと、あたかも情報を「仕入れる」ような印象を覚えます。どこかに大きな倉庫があり、そこに情報が詰まったコンテナを一つ置く。そんな印象です。

しかし、私たちは触れた情報に影響受けます。フレーミングといった人間の認知バイアスもそうですが、もっと大きな「何について、どのように考えるのか」もまた、普段触れている情報に影響を受けてしまうのです。つまり、情報は私たちの判断と行動に影響を与える存在であり、それを言い換えれば、

「情報は私たちを構成する材料となる」

となってしまうのです。

シゴタノ


この記事を読んで「なるほど!」と非常に納得がいきました。食べ物のアナロジーはとても分かり易いですね。

  • 偏った食事をしていると体に悪い
  • 食事をインプットするとは言わない

情報は「ため込む」ものであり、ため込んで必要なときに引き出して活用するものと思っていました。いわゆるストックです。

しかし、単にため込むだけでは無く、ため込む過程で実は影響を受けているというのです。

確かに荷物をコンテナに詰め込むのとは違って、情報は「目にする」ので頭の中に入ります。なので特定の種類の情報ばかりに触れていると、偏った価値観に縛られるリスクがあります。

「摂取する」情報によって隊長が替わるのと同じように、「摂取する」情報によって、自分の振るまいが変わる。バイアスがかかった情報ばかり見ていると自分の振る舞いにもバイアスがかかる。

そう考えるとちょっと怖いですね。

ニュースアプリの恐ろしさ。

最近のスマホのニュースアプリは、読んだ記事の傾向を判断して興味がありそうな記事を自動的に選別してくれるものが多いです。一見便利そうですが、「情報の摂取」という観点から見ると、偏りを助長しているようでよろしくありません。

食べ物の好き嫌い

ちょっと余談になりますが、食べ物のアナロジーとして味蕾の発達についての一説を思い出しました。

子供の頃にいろいろなものを食べておくことで、味蕾が発達するそうです。なので、好き嫌いをして食べないものが多いと、大人になってから、いろいろな旨味を感じられなくなるという説があります(この説が正しいかどうかはよく分かりません)。

つまり、子供の頃に美味しくないと思っても、いろいろな味を経験しておくことが、大人になってから食事を楽しむことに繋がるということです。

これを情報の話に戻ると、意識的にいろいろな見方の情報源に触れるということが、結局は自分の糧になるのだと。

  • 自分が興味ないテーマでもたまには摂取してみる
  • 同じテーマでも複数の違った意見にあえて触れる

こういうことを日頃から意識しておくことが重要だということですね。


私は「コーチング」のサービスを提供していてWith Coachingというサイトを立ち上げています。

こちらのサイトではコーチングのご紹介や、主に自己啓発系のブログも書いています。ぜひ、お立ち寄りください。

Categories: 情報

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