人のマッシュアップ

No Comments

 

協力 手を合わせる人々 - 写真素材
(c) ONOE写真素材 PIXTA

20年ぐらい前、人工知能ブームが巻き起こりました。 国から大量の予算が付いて、ハードウェアもソフトウェアも新しい技術がいろいろと開発されていました。「夢の人工知能」がついに完成か!と期待されましたが、結局のところ実現していません。

コンピュータは単純作業が得意です。でも判断はできません。当時の人工知能もコンピュータに判断させるのでは無くて、判断する為の無数のルールをコンピュータに教えて、そのルールに合致する事象の組み合わせを超高速に見つけ出す事で、「知能」が再現できると考えていました。

話がそれました。人工知能はテーマではありませんでした。

コンピュータは当初、計算の繰り返しやワープロで人を助けてきました。人から見るとスゴイ事でもコンピュータに取ってみれば、実は単純作業を高速に繰り返しているだけだったのです。手作業で時間をかけてやっていた事がコンピュータを使うとあっという間にできるので業務の効率が飛躍的に向上したのです。

ところがコンピュータが単純作業でカバーできる課題を次々に解決していくと、だんだんと活躍できる場が少なくなってきます。つまり課題を解決するために考えなければいけない要素が増えて複雑にからまりあい、コンピュータの得意な単純作業に分割できなくなってきたのです。

ミクロなレベルでの解決策の提供は従来通りだが、それをマクロなレベルではもうマス的な機能提供はできない。パラメータの数が多すぎる。 「出典不明」

つまり、分割されたミクロのレベルでは多くの人に役立つ機能を提供できていたのが、そこが埋まってしまうと、マクロのレベルで万人に役立つ機能を作り込むのが難しくなってきました。

もう、ITを「省力化」に適用する余地はない。

これからITはどこへ向かうべきなのでしょうか?これからは「人の増力化」です。

どんなにコンピュータが速くても、人の判断力にはかないません。ルールとして明文化されていなくても生きてきた「経験」をもとに、様々な判断を下す事ができます。この人の能力を最大限に生かす、もしくは高めるツールとしてITを活用するのです。

人が一人で解決できる課題には限界があります。チーム(コミュニティ)を作ってそこでより大きな課題を解決していくのです。

個人に何かの機能(課題を解決する物)を直接提供することより、人と人とのつながりを提供し、そのコミュニケーションにおいて人間ができない速さや深さをITが提供する事で、そのコミュニティ自体で課題を解決するような仕組み。 「出典不明」

コミュニティに必要な物は何か?それは「コミュニケーション」です。一人一人が脳細胞とすると、コミュニケーションは脳細胞をつなぐニューロンの役割を果たします。ニューロンが素早く刺激を伝達する事で脳活動が活性化するのです。 ITはこのニューロンの役割を担います。

昔は手紙や電話が人をつないでいました。今はメール、Twitter、SNSなどさまざまなコミュニケーションの手段が提供されています。これからはITがもっともっと速く、柔軟に人と人とをつなげる役割を担うべきです。いままでは実現できなかったコミュニケーションの深さと速さ(早さ)を提供していくのです。

マッシュアップできることが重要である。 「出典不明」

「Web2.0」が話題になった時に「マッシュアップ」という言葉が出てきました。これからは「人のマッシュアップ」が重要だと思います。能力を持った人達を素早くつなぎ合わせて結果を得る。そのためのツールがITなのです。

 


私は「コーチング」のサービスを提供していてWith Coachingというサイトを立ち上げています。

こちらのサイトではコーチングのご紹介や、主に自己啓発系のブログも書いています。ぜひ、お立ち寄りください。

Categories: 情報

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください