やりたいと思っていることをやる時間があるのに、「やらない」。
これはけっこう「あるある」なのではないでしょうか?
じゃあ何をやっているかと言えば、たいていはダラダラ系です。
TVを見たり、雑誌を見たり、SNS見たり…。
つまりは、「怠けてるんでしょ!」「意志が弱い!」ということだと思ってました。
【学び】モチベーションがあるのに行動できない秘密とは・・・
私はイラストレーターになりたいと思っているだけで、なれたらどんな生活が待っているのか、私の生活にどんな変化が起こるのか、そこまでは思い描いていないのです。
つまりイメージ化できてない。
だから、顕在意識だけが働いて「おい。イラストレーターになりたいんだろ?じゃ、これから描かなきゃだろ?」と動かされているに過ぎないわけです。
イラストレーターになった、その先のビジョンをイメージ化していれば、そこに行き着くための様々な行動を、おそらく真のモチベーションが後押ししてくれるわけです。
意志が弱いのではなく、やりたいと思っていることが「本当にやりたいこと」ではないというのが理由。
という、上記の記事は結構インパクトあります。
表現がややこしいのですが、やってもいいけど、やらなくてもよくて、どちらかというやりたいという「やりたい」であれば、ダラダラと他のことをして結局はやらないという結果になっても問題ありません。
そうではなくて、自分が好きなことで、かつそれが自分の今後に大きな影響を及ぼすので「やりたい」ということ、には「やらなければいけない」というニュアンスが含まれます。
ちなみに、これは作業・役割として「やらなければいけない」とも、また異なります。
ここで対象としている「やりたいこと」とは、自分自身で「やらなければいけない」と決めたものと言い換えてもいいです。
話が長くなりました。
上記の記事で説明されている自分で決めた「やりたい」をやらない理由とは、「真のモチベーション」が沸いていないから。「真のモチベーション」が沸かないのは、「真のビジョンを描けていないから」だとうことです。
これは、私が学んでいるコーチングメソッド的にはドンピシャの内容です。
コーチング的には、クライアントがゴールのイメージを描くことが非常に重要です。
クライアントがなりたい/ありたいと思っている状況を、自分の頭の中に具体的に描けば描くほど、そうなるための方策を考え出し、クライアント自身の行動が変わるという考え方です。
「コーチングの勉強をやりたい」と思っているだけではダメで、勉強したら自分が将来どうなっているかということを具体的に鮮明にイメージする必要があるのです。
いつ、どこで、何をしているか?
どんな環境で、どんな人を相手に話をしているか?ただよう音や香りまでもイメージできるように。
コーチングメソッドではクライアントがそれをイメージできるように仕向けるところから始まります。具体的なアクションを考えてもらうのはその後なのです。
自分自身でも、やりたいことをやっていないことに気が付いたときは、このイメージをするというセルフコーチングをやりたいと思います。